JICA国際理解教育に関する授業(創立150年記念事業)
2023年12月18日 09時57分 創立150年の記念事業として、妻鳥地区土地改良区のご後援をいただき、JICA愛媛の全面的な協力の下、国際理解教育を全学年で行うこととなりました。150年という記念すべき年に、在籍している児童が、グローバルな視点から物事を考える人として成長し、羽ばたいてほしいという願いがこもっています。
本日と1月15日の2日間に分けて実施することとしました。
まず今日は1年生、3・4年生、6年生の交流でした。
2時間目に、1年生がJICA愛媛デスクの大石様と交流しました。大石様は、ご自身の経験から、世界にはいろいろな国があること、たくさんの人が生活していて、いろんな文化がある事をクイズ形式でわかりやすくお話してくださいました。
3、4時間目には、3・4年生が、大石様が海外青年協力隊などでセネガルやタイで生活していたお話を聞き、「JICA海外青年協力隊とは~あなたが外国人になること~」というテーマで学習しました。様々な国の挨拶でゲームをしました。ゲームでは、世界で話されている人の割合で準備された言語の挨拶カードが配られ、友達と自分のカードの言語で挨拶をすることで、自分と同じ言語の人を見つけていくというものでした。このゲームを通して、日本にいる外国人の気持ちを疑似体験することができました。そして、地域に住む外国の人の気持ちを思いやって生活しようと伝えてくださいました。
5、6時間目は、留学生お二人が加わって、6年生に自国の文化や生活についてのお話をしてくださいました。ザンビアのチポさんからはザンビアの歓迎の挨拶の仕方を教えてもらって二人組で体験したり、ナイジェリアのアントニアさんからはダンスを教えてもらってみんなで音楽に合わせて踊ってみたりと体を使って、文化に親しむことができました。お二人とも英語しか話すことができなかったので、子どもたちは知ってる単語を聞き取ろうと一生懸命聞いていました。大石デスクが後で分かりやすく通訳してくださって、子どもたちは、大石デスクのように英語が話せたり聞き取ったりできるようになりたいなと思ったと思います。世界に目を向けるきっかけになる学びの時間でした。このような機会をくださった、土地改良区の方々、JICA 愛媛の皆様に心よりお礼申し上げます。